幻日 ~ 翡翠の花。

日々の想いや出来事、過去の話やエピソードを綴る。 28才、男の REAL な叙情詩。一語一句を読み逃すな。

格闘技について ~ 2

最近の格闘技について

書きたい。

最近 凄い 選手が 出てきた!  

出てきたとゆーより 昔から 活躍してる選手だが

最近 大舞台で 輝きだした。

その名は 勝次(キックボクサー)

Knock out での トーナメント 二試合を見たが

こんなに バランスが 良い選手は 珍しい。

まずパンチ 特に ボディー打ちが巧く

次に 蹴りのリズムや 蹴り方が

ムエタイ選手に近く 絶妙な距離感

  1. 鋭い 飛び膝も 併せ持つ。

更に 肘打ちが 巧い。
 
スーパーマンパンチや スーパーマン式の肘打ち

など 奇襲も 出来る。

攻撃を散らすのが 巧い

それに加え ガードも 堅い

相手をよく、見て よく、考えて

戦ってるのが 解る。

イヤ もしかしたら 考える前に

身体が 勝手に 反応してるのかも知れない。

極めつけに 気持ちが 強いっ

どんなに劣勢でも 勝次なら 逆転すると

思わせる。

追い込まれてから 本領を発揮する様な タイプ

やと 思う。

こんなに 底が 見えない 選手を

久しぶりに 見て 驚いた。

準決勝の前口戦 距離を取って 戦いたい勝次と

距離を詰めて 打ち合いたい前口。

2R 終盤 不用意に 前に出てきた前口から

左ハイキックで ダウンを奪う。

その際も 左のパンチで フェイントを入れ

前口を 誘い出している。

その後は 優勢に 試合を 進めるが

4R 中盤 距離を詰めた瞬間 前口の右ストレートで

ダウンを奪われる

これは完全に 前口が狙っていた 一発。

これで イーブンに なった

最終 5R 勝次は距離を取りながら 蹴りで

ポイントを稼ぐか カウンターのパンチで

ダウンを狙うと 思われたが..

中盤から 前口の打ち合いに 応じる。

肘を織り混ぜながら 激しく 殴り合う 2人

勝次の左フックで 前口は フラフラになり

足元がおぼつかない.. 意地で立っていたが

レフェリーに スタンディングダウンを

取られる。

顔や 眼の動きを見ても 危険な状態だ

しかし 前口は まだ 戦える 意思を 見せる。

そこに追撃 前口の心を折るように

飛び膝 最後は 強烈な 右ストレートで

前口を 完全に マットに 沈めた。

勝次は 最終ラウンドで 敢えて 前口の

フィールドで 勝負した。

ダウンを奪い返されてるからこそ

一かバチかで 打ち合ったのかもしれない。

イヤ 1~4R までの過程で 打ち合っても  

勝機があると 確信していたのかもしれない。

どちらにせよ 物凄い激闘やった

勝次と前口だからこそ この熱を生み出した。

決勝は 12月10日。

よっぽどの アクシデントがなければ

恐らく 勝次はこのまま 優勝する

それほど 完成された キックボクサーだ。

次に 最近は K-1 で 活躍する

名古屋出身・在住の キックボクサー

大和哲也

特徴としては 左ボディーが 強烈で 巧く

蹴りを織り混ぜながら 削っていき

最後は 必殺の 左フック で 仕留める。

特に 2010年の 大和は 神懸かっていた

K-1 WORD MAX -63kg TOURNAMENT(所謂 旧K-1)

4月の1回戦 相手は 軽量級の先駆者

山本真弘 山本は優勝候補筆頭 の一人で

ハッキリ 言えば 大和は 噛ませ犬的な 立ち位置で

殆どの人が 山本の圧勝を 予想した。

しかし 大和は そんな予想を 実力で 覆す

ダウンを奪い 判定勝ち。

その時から 大和が 気になりだした

年も一個しか変わらない 名古屋の キックボクサー

に 注目するようになった。

驚いたのは その生活ぶり

大和は当時 ペンキ職人で 毎週 月~土曜まで

現場に出る 早朝 仕事前に ロードワークを行い

夕方に 仕事を 終えると ジムに 直行する

それを 週6日。

甘えが無い 無さすぎる。。

バイトをしながら 格闘技をする 選手は

たくさん いるが こんなに ストイックな

選手は 珍しい。

当時 バイト生活で ボクサーやった 俺は 

衝撃と 感銘を受けたっ

7月の FINAL 優勝するには 1日3試合を

勝ち抜かなければ ならない。

またも 運営は 大和に キツい相手を

ぶつけた   

ローキックの鬼 祐樹。

勝っても ローキックを 貰いすぎれば..  

確実に 次に 響く。

祐樹は 何時もの様に ローキックを蹴り込む

大和は 距離を詰める事で あまり 蹴らせず

左ボディーで 削る

最後は 得意の左フックで 祐樹を粉砕。

1R KO 勝ち この勝利で 大和の優勝は 見えた

準決勝 キザエモンと対戦 空手仕込みの蹴りで

大和を翻弄する 後ろ廻し蹴り 踵落としまで

繰り出す キザエモン。

大和は冷静に対処し 2R またも左フックで

キザエモンを マットに 沈めた。

決勝 もう一つのヤマを 勝ち上がってきたのは

久保優太 先に ダウンを 奪われる まさかの展開

しかし 大和は ダウンを 奪い返す。

最後は打ち合いになり 左フックで

圧巻の K.O!
 
4月の 山本戦前 大和は語った

「確信しましたね。

僕の強さを証明する大会に なるなと。」

当時 無名の若手の その言葉を 一体、何人が

信じたか?

けど その言葉は 現実になった。

神懸りは 終わらない

7月の FINAL 名古屋のキックボクサー 大和が

初戦 博多の祐樹を 1R K.O

準決勝 大阪のキザエモンを 2R K.O

決勝 東京の久保を 3R K.O

全てが ドラマティックに 映った。

大和は あの日 光り輝く 俺のヒーローになった  

優勝後 スポンサーが増えたんか?

大和は仕事を辞め 格闘技一本に 絞り込む。

しかし そこから 失速する..

今は 新生K-1 で 活躍し 連勝中だ

俺は どうしても 大和×ゲーオが 見たい。

何故なら 大和の左フックが ゲーオを

捉える気がするからw

冗談抜きに 大和が勝つと 思う

日本人として 初めて ゲーオに完勝する可能性。

この男なら.. そんな期待をさせる

豪腕と 男気が 大和にはある。

長くなったが 今 キックが 熱い♪

俺も 足が完治したら

近い内に キックのジムに 通うで v( ・∀・)v

  • 終 -